共感同情

あなたは
辛い気持ちを
誰かにわかってもらえたと思った時に

心が少し軽くなったと
感じたことがありませんか?

自分を本当に理解してもらえたと
思えた相手には

大きな信頼を寄せるものでは
ないでしょうか

でも、
人の気持ちを理解することは
簡単ではありませんよね

相手の気持ちがわかったと思い
「その気持ちわかるよ」と言ってしまうことが
往々にしてありますが

そんな簡単に
深い深い悲しみや
辛い体験を理解することはできません

「わかるよ」と相手に言うことで
言われた方は本当に

「わかってもらえた」と感じることが
できるのでしょうか

「こんなに辛い経験をした私の気持ちを
なんでそんな簡単にわかるの?」と
思われてしまい

話し続ける気を
そいでしまうことに
なるかもしれません

話を聴くときには
共感することが大切ですが
共感するのは簡単ではない

ではどうすれば
共感できるようになるのでしょうか

共感とは

共感という言葉は
あらゆる角度から説明されていますが
言葉で表現するのは難しいようです

共感という概念を打ち立てたのは
心理学の世界でも有名な
カール・R・ロジャーズです

ロジャーズは傾聴の3条件の1つである
共感的理解が
人間援助の根本だと説きました

『相手の主観的な見方、感じ方、考え方、受けとめ方を
その人の立場に立って、相手の身になって、みたり、
感じたり、考えたりしようとすること。

共感は、相手と一体となったり融合して
同じように体験する同情や
巻き込まれた体験とは異なって、

カウンセラー自身の主体は
いつもカウンセラーに存在し、
そしてクライアントの主体も
いつもクライアントに存在しています』

つまり、共感は

話し手の体験したこと感じていることを
自分自身も同じように
感じたり理解しようとしつつ

話し手の感情に巻き込まれることでは
ありません

同情との違いと共感力

同じ価値観であると感じたり
同じ考えであると思い
同じ気持ちになることは
同情になります

同情は一緒になって
悲しい感情や辛い感情などに
ひたってしまうことであり

時に話し手が抱えている悩みを
引き受けてしまいかねません

同情することにより
話し手は悲劇のヒロインとなって
一時的に話を聴く人の気を引くことができたり

自分の存在価値を高められるのだと
思ってしまうかもしれませんが

それは本当の解決にはならないのです

そして
同情しながら話を聴く方は

いつのまにか
心が消耗してしまっていることに
気づくことでしょう

共感するということは
話し手に自分で自分の悩みを
解決していく力があるのだと信じる
ことでもあります

共感するためには
共感力を身に着けるためには

話し手と同じ気持ちであるということを
伝えるのではなく

話し手が今どんな気持ちでいるのかを
どのように感じているのかを

自分がどのように話の内容を理解し
受け止めているのかを伝えて
確認し続けていくことです

相手の立場になって考えたら
どんな気持ちになるだろうかと
イメージする力

相手の気持ちに寄り添おうとして
気持ちを分かち合おうとする力

この人に話せば理解してもらえる
この人なら信頼して話すことができる
といった人間関係を作る力

それが共感力と言えるのでは
ないでしょうか

あなたも共感力アップで
豊かな人間関係を築いて
いってくださいね(^^)


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